2017年 5月

石川県平和委員会では、安保破棄石川県実行委員会とともに、毎月15日に「沖縄連帯宣伝署名行動」をおこなっています。名護市の辺野古では、「工事中止を」の声を無視して、護岸工事が強行に進められています。工事強行で反対する人たちを諦めさせようというのが、安倍内閣の意図です。非暴力で抗議活動をおこなう沖縄のひとたちは、どんなに工事が強行されようとも「決して諦めない」と頑張っています。沖縄連帯宣伝署名行動は、このように現地で頑張る沖縄のひとたちを激励する活動でもあります。

ぜひ一人でも多くのひとたちの参加を呼びかけます。

日時:5月15日(月)12時~12時30分 場所:めいてつエムザ前(金沢市武蔵町)

小松基地爆音訴訟連絡会では、年2回戦闘機等の騒音測定を実施しています。石川県平和委員会は、測定場所の1カ所を担当し測定を行っています。

騒音データは、裁判の証拠のひとつとして活用されます。

ひとりでも多くの方に「騒音調査」活動にご参加いただきたいと思っています。初めての人には、飛行コース下の90デシベルを超える騒音をぜひ体験してください。2回目以上の人には、「最近騒音がひどくなった」という住民の人たちの声を検証してください。

騒音測定は難しくありません。測定器の値を読み取り、〇時〇分 〇デシベルと記録用紙に記入するだけです。ベテランの人に付いて一緒にやれば、機種や飛行コースなど教えてもらえます。

 

調査期間:5月29日(月)~6月2日(金) ※可能な日で結構です

調査時刻:7時30分~18時 ※短時間でも参加可能な時間帯で結構です   12時~13時は基本的に自衛隊機の訓練飛行はありません

調査場所:小松市民センターテニスコート横(小松市大島町丙42-3) ※自家用車の場合は小松市民センター駐車場をご利用ください

4月28日、金沢市内で仲里利信さん(衆議院議員 沖縄4区選出 無所属)を講師に講演会を開催しました。

4月28日は、65年前にサンフランシスコ講和条約が発効した日で、同条約によって沖縄は日本から切り離された(見捨てられた)日でもあります。1972年に日本に返還されるまでの20年間、沖縄はアメリカの施政権の下におかれ、過度な米軍基地の負担、沖縄差別の源流となりました。そのため、4月28日は「屈辱の日」と呼ばれています。

講演の中で仲里さんは、自らが体験した沖縄戦にふれ「戦争は人間が人間でなくなる」と戦争の悲惨さと平和の大切さを語りました。また、「自分は自民党。住民の立場に立つのが本来の自民党で、今の安倍政権がやっていることは自民党本来の姿ではない」と安倍政治を批判。オール沖縄会議の教訓について、「それぞれの小異を腹六分目にとどめて大同団結したこと」と述べ、安倍政治に「オールジャパン」で立ち向かおうと強調しました。そして最後に、「ぜひ辺野古に激励に来てほしい」と沖縄への支援を訴えました。