観光都市・金沢は、かつて北陸の軍事拠点でした。その面影を兼六園を含む金沢城公園周辺に訪ねます。
「軍都・金沢」を巡る遠足に出かけませんか
石川県平和委員会では、これまで多くのグループを案内してきました「観光名所の裏にこんな歴史があったとは…」、「へぇ~知らんかった」など多くの感想も。
(ガイドを希望される方はガイド依頼用紙でお申し込みください。約半日で廻れます)
1873年(明治6)に徴兵令が布告され、金沢城内に歩兵1個小隊が置かれました。その後、陸軍第九師団が編成され、半世紀にわたって殆どの戦争に参戦。その間の戦死者は石川県出身者だけでも3万人を超え、死傷者は15万余人を数えました。これは全世帯から1人といえる割合でした。
現在の金沢城公園周辺にはその歴史を物語る「歩兵第7連隊記念碑」、「司令部庁舎」、「弾薬庫跡」、「松脂採取で傷付けられた松」などの戦跡が残っています。
また、石川護国神社前には15年戦争を賛美する「大東亜聖戦大碑」が建っています。(石川県平和委員会製作 ガイドマップ№2 「戦争と金沢」より。2007年発行 200円)
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