先の戦争から学ぶ・・「平和を守るつどい」開かれる

12月8日、金沢市内で「10・8平和を守るつどい」が開かれました。76年前、旧日本軍がマレー半島に侵攻した日、ハワイの真珠湾を奇襲した日が12月8日で、毎年「平和を守るつどい」が開催されています。

今年は、当時小学生・中学生だった4人の方々に、戦時下の生活がどのようであったかを語っていただきました。

学校の授業はなく、松根油取りに動員されたり、飛行場建設や琵琶湖干拓に動員された当時の状況などが語られました。満蒙開拓団として家族とともに「満州」に渡った報告者の一人は、1945年にソ連軍が参戦し村にソ連兵がやって来た時の恐怖を語りました。また、正月や紀元節の時には校長先生が白い手袋して教育勅語を読み上げ、その間は鼻水をすすることも許されなかったことも語られました。

戦場だけでなく、子どもたちの生活も戦争に組み込まれていた様子が語られました。