護衛艦「かが」の金沢港入港に反対して

7月14日~17日の4日間、民間港である金沢港に、海上自衛隊最大級の艦艇であるヘリコプター搭載型護衛艦「かが」が入港しました。

石川県平和委員会は、金沢港が「平和な港」として軍事利用ではなく貨物や旅客で発展することを望む立場から、護衛艦の入港を認めないよう、7月10日に石川県知事宛の申し入れを行いました。

谷本石川県知事は、金沢港を日本海側拠点港として、大型クルーズ船や貨物輸送で発展させると述べています。護衛艦の入港はこの方向とは矛盾することや対岸の朝鮮半島で緊張が続いているこの時期に民間港に大型の護衛艦が入港することは対外的に悪影響を与えかねないと県に伝えました。また、7日には、防衛大臣と海上幕僚長に宛てた入港中止を求める要請書を、金沢防衛事務所に提出しました。

※写真は金沢港大浜埠頭に停泊する護衛艦「かが」