小松基地爆音訴訟公判傍聴にご参加ください!

第5次・6次小松基地爆音訴訟は、提訴以来9年経過しました。9月と10月の公判では、原告4名に対する原告本人尋問が行われることになりました。原告の方々が、直接戦闘機騒音による被害を訴えるものです。ぜひ、公判傍聴にご参加いただき、原告自らの訴えをお聞きください。

 

公判日程は次の通りで、いずれも金沢地方裁判所でおこなわれます。  

9月25日(月)14時30分~17時頃   10月16日(月)14時30分~17時頃

※小松市役所から金沢地方裁判所までバスを準備します。途中の能美市からも乗車できます。公判終了後に小松市役所までバスを運行します。

詳細は、小松基地爆音訴訟連絡会までお問い合わせください。(電話 0761-21-0589)

 

小松基地爆音訴訟について

小松基地爆音訴訟は、1975年に軍事基地問題について国を訴えた全国初の裁判闘争です。第3次・4次訴訟控訴審での名古屋高裁金沢支部判決(2007年4月)では、「(国は)騒音抑制のための抜本的改善策を何ら講じていない」と国の怠慢を厳しく糾弾し、「受忍限度を超えて違法な航空機騒音が引き続き発生し、コンター内に居住する住民は、現実にその被害を被り続けている」として75W以上の地域の原告に対する損害賠償を命じています。1975年の第1次訴訟から42年が経過しますが、騒音被害と事故への不安は今なお続いています。「静かで安心できる生活を取り戻したい」という当たり前の要求を掲げて、住民の人たちは訴え続けているのです。

1975年に12人の原告が始めた小松基地での裁判闘争は、その後各地での米軍基地を巡る裁判闘争に繋がっていったのです。