12月8日、金沢地裁で小松基地爆音訴訟公判が開かれました。
今回の公判では、小松基地爆音訴訟連絡会がおこなった「小松基地周辺での健康影響調査結果」に対して被告(国)側から「問題がある」と反論した事について、原告弁護団より反論がおこなわれました。
原告弁護人は、国側が薬剤メーカーであるファイザーがインターネットを使って調査をした結果を持ち出し、爆音訴訟連絡会がおこなった「調査結果」に問題があるとしたことについて、「そもそも不眠症治療薬の市場調査としておこなわれ、ファイザーに有益な部分を宣伝目的で公表したものにすぎなく第三者検証もできないファイザー調査と学術的研究としておこなわれた調査を比較すること自体陳腐と言わざるを得ない」と国の主張を批判しました。
今回の公判で意見陳述は終了し、裁判は証拠調べに移っていきます。 次回公判は3月2日(木)13時30分からです。